ピーター・ドレフュス (Peter Dreyfuss)


バインウッド・ヒルズ の、ピーター邸にて。

ウォーク・オブ・フェイムにも名前が刻まれている映画監督。

ソロモンの父デビッド・リチャーズの友人。自宅にて『我は神の化身』『解放せよ』『オーム』などと唸り、なにやら訳の分からない瞑想をしている。

愛車は黒のランドストーカー。


バインウッドの伝説」「妥協を許さない芸術家であり唯美主義者」「支配欲の権化」「変態」「天才」「世捨て人」など様々な異名を持つ。批評家ジェームズ・ラヴァーニャは彼を「1970年代におけるまさに比類なきアメリカの天才」と呼んでいる。

かつての彼の映画監督作品「最後の遺言」が大失敗し、 それ以来映画活動は行わずにいたが、最近、活動を再開しようとしていた。


実は1975年1月17日に発生した、バインウッドの若手女優レオノーラ・ジョンソンのバラバラ殺人事件の犯人。生きたまま彼女の手足を切断して殺し、発見現場に綺麗に並べ、さらに彼女の家族に体のパーツを送りつけるなど、極めて猟奇的かつ残酷な方法で殺害した。

犯行後、友人のデビッド・リチャーズに自分が犯人である事を手紙で打ち明けており、『残酷さこそまさに芸術家にとっての生き方であり』そのため『ゆっくりと彼女が苦しむ方法でいたぶってから、逢瀬の思い出の品を彼女の家族に送りつけた』と語っている。

デビッドはこの告白文書をロスサントス中に散り散りに隠して証拠を隠滅したが、ソロモンの息子(デビッドの孫)であるアイラ・リチャーズによってこの告白文書の存在が語られてしまう。


告白文書のかけらの1つ。これを50個集める。


かくして、50に分かれた告白文書をすべて集めたフランクリンによって、犯人であることが暴かれ、自宅に居るところを乗り込まれる。

愛車に乗って逃げ出すが、結局フランクリンに殺害された。


どうしようもないジジイもいたもんだ…

逃げている最中も、言い逃れ・責任転嫁・すり替えなどの物言いに終始した挙げ句、『次の映画で役を与えてやろう。主役だ!スターにしてやるぞ!』などと買収まで行おうとする。芸術家の矜持もなにもあったもんじゃない……。

これにはフランクリンも大いにムカついたらしく、『彼女みたいに、ゆっくりと死にたいか?』などと鬼のような物言いで応戦していたw